シドニーレストラン情報

2008年2月29日全面改訂
国別料理
インド料理も沢山ありますが、カレーだけ食べるならばテイクアウェイでも十分美味しいです。どこのサバーブにも一軒くらいはあるんじゃないかな。サモサやタンドリーチキン、ナンなども買えます。
ショーケースにカレーがズララッと並んでおり、適当に指定します。ごはんにカレーを(最大)3種類選んで10ドル前後。十分お腹いっぱいになります。他にナン、サモサ、タンドリーチキンなどもあります。ラッシーもあります。
テイクアウェイ系のカレーを頼む一口英会話教室は、シドニー生活体験マニュアル第5章−3外食編(3)テイクアウェイ を参照。
ちなみにインド料理=カレーではないです。というか、余りにも一般的なので「カレー」という概念・定義がないようで、これを日本料理に置き換えてみたら「醤油を使った料理」「味噌を使った料理」というぐらい大まかな括りだそうです。「カレー」という言葉もその昔インドを植民地にしたイギリス人など(東インド会社とかありましたよね)ガイジンが、よく分からないまま使ってた概念らしい。だからインドカレーは何種類あるのかというのも無意味な問いかけで、「スパイスを豊富に使い、材料を煮込んだ汁気の多い食べもの」という形で無理やり定義したら、楽勝に3000種類以上になるという。というよりも数えるのは不可能なのでしょう。日本で「味噌汁の種類は何種類あるか」と言ってるようなものなのでしょう。
とは言いつつオーストラリアも”ガイジン的偏見”で「カレー」ということで通ってますが、さすがに隣国(インドは海を隔ててオーストラリアの隣)ということもあり、普通に本格的だし、普通に種類が多いです。スーパーの棚レベルでも10種類近く並んでます。ローガン・ジャ、ティッカ・マサラなどなど。個人的には、ヴィンダルー( VINDALOO)というカレーが一番好きです。超辛いんだけど、辛さを越えて美味しい。「うわ!辛っ!でも美味っ!」てハフハフ食べる感じですね。でも、これだけ延々食べ続けるのは辛さ的にツライもんがあります。
これだけ本格的なインドのカレーを日本で食べようとするとインド料理専門店に行かないとならないでしょう。日本にいるときも好きでよくインド料理屋さんに行ってたのですが、こちらでは吉野屋に行くような手軽さで食べられるわけで、そこは本当にマルチカルチャルの恩恵でしょう。具も大振りの肉塊をゴロゴロ入れてくれるし、ケチるってことをしないのも嬉しいです。大袈裟だけど最初に食べたときはその異様なまでの気前の良さがカルチャーショックでしたね。
カレーの種類は無限にありますが、特にテイクアウェイなどではガイジン(つまりオーストラリア人や僕ら)に分かりやすく、@肉の種類+Aカレーの種類というネーミング一発でわかるような場合も多いです。例えば、ラム・コーマとかビーフ・ヴィンダルーとか。全然食べたことないひとにオススメなのがマンゴー・チキンです。「え?カレーにマンゴー?」と違和感バリバリですが、バーモントカレーだって「リンゴと蜂蜜」でしょうが。カレーに甘い果実というのは結構似合います。チャツネなんかも甘いしね。食べてみたら納得します。殆ど辛くないですけど。あと、パラック・パニーア(PALAK PANEER)なんてのも、チーズとほうれん草のシチューみたいな感じで美味しいですね。
インド料理のメニューは、適当にGoogleで "Sydney, Indian restaurant"で検索して適当なお店のHPの適当なメニューを見ればたやすくゲットできます。例えば、こんな感じ(この店は行ったことないけど)。
インド料理を全然知らない人のための水先案内をするなら、まず、タンドリー(Tandoor)という単語を知ること。これはインドの大きな土釜のことで、機能的にはオーブンみたいなものですね。この土釜で出来る料理で有名なのは、ナン(Naan)で、インドのパンみたいなものです。中に何も入ってないプレーン・ナンの他、チーズ入り、ガーリック入り、野菜入り(Alu Paratha)、肉入り(Keema Naan)なんてのもあります。どれでもいいのですが、コツは「焼きたてを食べろ」ということで、指先が火傷しそうな熱々を食べるとふうわりして美味しいです。同じくタンドリーでローストしたチキンがタンドリーチキンです。スパイスとヨーグルトに漬込んだチキンですが、別にチキンに限らず色々あります。
ゴハンは、タイ米よりもさらに尖ってサラサラしたインド米です。バスマティ(Basmati)といいます。インド風焼きメシのブリヤーニ(Briyani)もお試しあれ。
うまく説明しにくいけど、ドウサイ(Dosai)(ドウサ、Dosa)という食べ物があります。インド風クレープというか、お好み焼きというか、パリパリに焼いた薄皮をクルっと大きく巻いたモノです。手近に写真がないので、Googleの画像検索で"dosai"で検索すると出てきます。
ラッシー(Lassi)というと「名犬ラッシー」を思い浮かべる人は既にいい年。ヨーグルトドリンクです。「飲むヨーグルト」ですね。
タマナズ・ノース インディアン ダイナー (Tamana's /North Indian Dinner)
196 King St, Newtown NSW 2042 9519 2035
数あるインドカレーのお店の中で、個人的にはフェイバリットだと思ってます(まあ、そんなに数多く廻ってるわけではないけど)。
この店のポイントは、とにかく「カレーの種類が豊富」ということです。20種類以上は優にあります。カレーの名称札に"HOT""MILD"とか辛さ表示もちゃんと書いていてくれます。
この店長年利用していますが、もしかして最近味が落ちたかも?という疑念もあります。種類も減ったし。同時に、同じ店の2階にティクアウェイではないちゃんとしたレストラン(Tamana’s On Top)が登場しています。ホームページなんかもしっかりつくってます(このHPに行くといきなり素っ頓狂なインド音楽が大音量で鳴り響きますので職場で見ている人は注意!)。
Sindoor Indian (Ashfield Shopping Mallのフードコート内)
Store SHOP 41A, 260a Liverpool Rd, Ashfield, NSW 2131
最近個人的にベストだと思っているのはココ。人に教えて貰ったのですが、試してみると確かに美味しい。この美味しさは、プロのレストラン系の味というよりは、家庭料理的な美味しさに感じます。今ひとつ垢抜けてないんだけど、それがイイという。丁寧に作ってある気がする。小さな店でカレー等の品目は本当に少ないのですが、見慣れないカレーがあったりして楽しい。ブリアーニも美味しい。4回食べて全部満足しました。
そんでもって安い。特に夕方あたりになると閉店間際のディスカウントやっててメチャ安。
大体ウェスタンサバーブはフードコートもハズレが少ない(北と東は当たることの方がマレ)のですが、いやぁさすがアッシュフィールド、レベル高いです。
しかし、問題なのはそのアッシュフィールドという立地でもあります。シティのような観光チャイナタウンではなく、本物のチャイナタウンのアッシュフィールドに行ったら、取りあえずは美味しい小龍包に、寒い日はスーラスープで暖まるという定番コースがあるのですね。それを捨ててまでカレーに走るべきか、、というのは、苦悩の選択。いつも困ってます。だから、テイクアウェイで買っていったりしますが、昼飯にチャイニーズを食べ、夜にカレーを食べると幾ら大飯食らいの僕でも厳しいものがあります。まあ、気楽な悩みなんだけどさ(^_^)。
Last Train to Bombay
479 Pacific Hwy, Crows Nest TEL:9436-3453
http://www.lasttraintobombay.com.au/
日本料理以外のエスニック料理に関してはかなり荒涼として風景が広がるノースですが、Crowns Nest(クロウズネスト)はノースの中でも食の中心地でしょう。ノースのニュータウンみたいなものです。まあ、ニュータウンよりも2割方高く、2割方不味いけど、それでも店は多い。そして特筆すべきはインド料理屋の多さです。誰も言わないけど、ここはインド料理の町じゃないかって思えるくらい数が多いです。もともとこの辺からウチのあるLane Coveなどはインド系の人が結構いるようです。近くのスーパーの店員さんを見てると半分くらいはインド系じゃないかしら。おそらくはマッコーリー大学の留学生さんかなとは思うけど。だから、クロウズネストにインド料理屋さんが多くても、不思議ではないかも。実際、食べに来るお客さんもインド人がそこそこいます。ということは、それだけに競争も激しいということで良店も多い。
昔は、Indian Oceanというお店がフェバリットで、あそこのホタテとマンゴーのカレーは絶品!だったのですが、無くなってしまいました(残念!)。代わってフェバリットの座を占めているのが、わりと最近に出てきたニューカマーであるこの店です。
このお店はすっかりバブルに踊っているシドニーらしくスタイリッシュな内装。こういう店ってチャラいシティ・オージー向けに作られていて味はイマイチだったりするのだけど、この店は違ってました。味はちゃんとしてるし、スタッフはフレンドリーだし、それでいて結構、というかかなり安い。店の格とか味を考えたらもう2−3割高くてもいいのに、と思う。
特筆すべきは、カレー以外の料理が豊富だということです。ここで貰ってきたメニューをスキャンしたので掲示しておきます。
いわゆるカレーは、右側の写真のなか、三本のコラムの左下の一角くらいしかありません。それだけでも10〜14種類のカレーが用意されているのですが、しかし全体のメニューからしたらほんの一部に過ぎないことが分かると思います。
では、カレー以外に何があるのか?前菜、サイド、タンドリーというよくある系は勿論ありますが、それ以外に珍しい一群として、インドのストリート・イーツと称せられる街角のカジュアルな食べ物(日本で言えばタコ焼きみたいなものか=メニューに載ってる解説によると妊婦さんが栄養をつけるためによく食べるとか)、あるいは、南インドコーナーなんてのもあります。余りにも種類が多いうえに、余りもインド料理に無知な僕にとっては「うわー」と圧倒されるだけなのですが、試しに食べてみるとどれも結構イケます。この「どんなのが出てくるんだろう?」とワクワクするのが楽しいです。
例えばですね、下の写真左の左端はKADAI GOHSTという名前のラムのカレーです。ラム肉が柔らかくて美味しかったのですが、右から二番目(ナンの隣)にあるのはベジタリアンコーナーにあったMALAKI KOFTAという一品で、コフタというコロッケみたいなものに、チーズとポテトの入ったカシューナッツソースをたっぷりかけたものです。感動したのはちゃんとカシューナッツの味がしたことです。当たり前っちゃ当たり前だけど、これだけ色々スパイスを使って調理してなお、ナッツという素材の香りや味を維持するのは大変だと思いますよ。
奥にキッチンがあるのですが、キッチンに大きなガラスがあってコックさんが調理している様子が見えます。皆で行ってワイワイ料理の写真を撮ったり、調理しているのをジッと見てたら、「興味があるなら調理しているところも見ていいよ」って言ってもらい、中で撮影したのが右の一枚です。
ニルギリス/Nilgiris
81 -83 Christie St Rd、St Leonards 9966 0636
http://www.nilgiris.com.au/
このお店は一般的には最も有名でしょう。レストラン関係の賞を常連で取ってるし。
確かに美味しかったのですけど、高い。ボンベイの1.5倍くらいします。じゃあ、1.5倍美味しいのかというと「アレをもう一回食べたい!」と思うような印象的なものではなかったです。また、季節によってメニューを変えることもあり、メニューの品目が非常に少ない。「え、これだけ?」って感じ。Ajoy Joshiさんというヘッドシェフはかなり有名な人で、幾つか本も書いてるんじゃなかったかしら。
この店は、非常にアントレプレナーというか、商業的には実に上手な店だと思います(悪い意味じゃなくて)。パックに詰めたテイクアウェイ用のフードも積極的に売ってます(デパ地下のホテル系の高級なお持ち帰り用一品みたいな感じ)。また、頻繁にクッキングスクールも開いています。それどころかTシャツもエプロンも売ってます。また、レストランもファンクションルームはあるわ、プライベートルームはあるわ、シェフの真ん前のカウンターのかぶりつきトコトン堪能席(一人100ドル、要予約)はあるわ、ランチタイムの食べ放題バフェはあるわ、バンケットメニューは豊富だわ、アーリーバード割引(7時までにオーダー)コースはあるわ、日曜ランチバフェはあるわ、、、盛りだくさんです。シェフのJoshiさんは、ニコニコしていい感じの人であり(知人のヤマニシ君に似てるな)、ウェイターの手が足りないと進んで自分から料理を運んだりする腰の軽いナイスなオジサンでした。
以上のことを総合すると、この店はちゃんと研究して使うべきです。ぼっと行ってぼっと食べるのが一番賢くない(僕らがそれ)。4人以上集めて7時前にオーダーすれば3コースで一人29ドルというお値打ちです。また、ランチの食べ放題は25ドルです(ワイン付き)。僕らのようにボケッと行くと一人50ドル以上かかります。
掲示板なんかでも毀誉褒貶が激しいです。絶賛する人と、全然ダメっていう人と。まあ、有名店の宿命なんだろうけど、有名だからなんでも素晴らしいって思っちゃう人もいるだろうし、逆に反感を感じる人もいるでしょう。どっちの気分も分かります。もうちょい僕の舌がインド料理に肥えてからビシッと味わいたいですね。インド系のお客さんも結構来てましたし。
マラバー/Malabar
332 Pacific Hwy, Crows Nest 9906-7343
上のボンベイと大通りを隔てて正面あたりにあるお店。この店は古くからありますね。
この店は一回だけ行ったことがありますが、前述のDOSA(DOSAI)が名物みたいで、皆さん食べてました。なんせ、お店のサブタイトルが"The Dosai Palace"ですから。
味的には、あんまり印象残ってないです。普通に美味しい普通の店って感じだったかな。よく流行っているのが印象といえば印象。
シェイナイ/Shehnai
479 Pacific Hwy, Crows Nest TEL:9436-3453
ここは昔よく行ってましたが、激戦区Crows Nestなだけに、ちょっとお久しぶりです。
あまりスタイリッシュな店ではなく、それほど流行ってるわけではないけど、でも決してマズイわけではなく結構美味しいです。安いですしね。
特にカシミール地方、ノースインド料理(あまり辛くないのが特徴らしい)がお得意なんだそうで、確かにどれもコクはあるが辛くなかった。また、辛さもHot、Medium、Mildの三段階選べたと思います。
似たような写真で悪いのですが、 写真左の左に写ってる赤い物体がタンドリー料理の盛り合わせ。写真右は各種カレーですが、キャンドルをつけてくれるのがうれしいです。
しかし、このお店、いつ行ってもガランとしてるのですね。なんでこんなに流行ってないのだろう、こんなんでやっていけるんだろうか?と心配になってしまうほどですが、心配してからもう10年以上やってますのでしっかりしたロイヤルなサポーターがいるんのでしょう。それとも出前(デリバリー)に人気あるのかな。
それにしても、このお店、美味しいし、値段はリーズナブルだし(ライスも無料じゃなかったかしら)、内装もマラバーよりもしっかりしてたと思うし、そして量が一番多いし、なんでもっと人気が出ないのだろう?etablility掲示板で誰かが同じことを書いていましたね。”Please, please go to them because they always seem to be empty ! It's an injustice!(どうか頼むから皆、この店に行ってくれ。だっていつ行ってもガラガラなんだよ。これは正義に反する!” という下りで笑ってしまったけど、でも同感。他にも皆さん、コストパフォーマンス最高、量が多い!という意見が多い。
ただ、インパクトが弱いのはあるんですよね。「おおー!これぞ!」という一発長距離ヒットに乏しい。なんかジミなんです。
でも、それだけに、「よっしゃあ、今日は美味しいカレーをモリモリ食べるぞお、タンドリーもだ!」というときには最適だと思いますね。オツに澄ました肩凝り感もないし、空いてるからリラックスできるし(他の店はピークタイムは予約しないと厳しいキライがある)。
★昔々行って良かったけど、最近全然行ってないからよく分からない店(参考までに)
フレーバー オブ インディア Flavour of India
142A Glebe Point Road, Glebe 9692-0662
席に座ってじっくり味わうインド料理の店。グリーブポイントロードとブリッジロードの角にあり、ここもおいしいという話をよく聞くので挙げておきます。まだトライしたことはありませんが、店内はけっこう混雑しているようです。
→食べに行きました。確かに味はイケます。カレーの種類も豊富で、1品12〜15ドルくらい。数人でいけばデザートまで食べて、20ドルくらいであがります。が、5ドルのテイクアウェイに慣れている身としては、カレーの味に舌が開花していないこともあって、「この半額なら許せる」というのが正直な感想だったりします。インド料理に懲り倒している方のご意見を賜りたいところです。
----と10年前に書きましたが、それ以来行ってないです。値段は普通の物価上昇を考えれば1.5倍くらいいってるでしょう。未だに存在しますし、健在です。評判も悪くない。オシャレでスタイリッシュなインド料理屋は今では全然珍しくないですが、そういった路線を打ち出した草分け的存在でしょう。久しぶりに行ってみようかしら。
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