持物としては、国内旅行程度+三種の神器で充分
これから留学、ワーホリ、観光などで数ヶ月スパンで日本を留守にし、オーストラリアに来られるとなると、誰しも緊張しますし、その渡豪準備の予想される膨大さにウンザリされるかもしれません。
しかし、だからこそ最初に申し上げておきますが、最低限必要なことを除けば、ほとんど何も準備しなくていいです。最低限必要なことというのは、
パスポート、ビザ、航空券の三種の神器くらいです(ビザといってもVGNの書かれているメールをプリントアウトしたものだけですけど)。これだけそろっていれば、あとは学費分+当面のお金の入ったお財布をひっつかんで、明日にも飛行機に乗って良いです。ボストンバッグ(スーツケースなんか持ってこない方がいい=
後述)の中身は、日本の国内旅行二泊三日分くらいのもので十分です(ただし下着だけは一週間分くらい=ホームステイなどで「洗濯は一週間に一度」となっているところがあったり、またコインランドリーが結構高い)。
「また、いきなり極論を言うんだから、、、」と引かないでください。別に極論でもなんでもないことを、これから順を追って説明します。また、既にオーストラリアで数ヶ月以上の生活滞在経験のある人だったら、「そうそう」とうなずいておられると思います。
2.じゃあ、いったい何が必要だと言うのか?〜個別検証
上記の必要不可欠な準備以外は、本当に特に要らないです。あとは現地に着いてから全てなんとかなります。「なんとかなる」というのも、必死に探し回って、ものすごい苦労してなんとかなるのではなく、普通に生活してれば「なんだ、いくらでもこっちにあるじゃないか」 という拍子抜けするような感じでゲットできるものです。
大体なにが必要だと言うのでしょうか?ちょっと考えてみましょう。
現地に着いてから〜シュミレーション
えーと、まず、空港に着きますよね。
一括パックで来られる人でしたら空港で僕がお会いするから、それ以後のシドニーの生活の基礎的なノウハウ(シドニーの土地カン、治安、公共交通機関、格安テレカや現地携帯、地図、生活用品の買物、英語で電話してシェア探し、生活上の注意点、バイトの探し方等々)は全部お教えしますし、とりあえずこれで当面生活するのにまず不自由はしないはずです。
一人で来られる方の場合、とりあえず当面の宿を見つけてそこまで行きます。これも一泊3万円の優雅な5スターホテルに泊ってたら予算オーバーするでしょうから、バックパッカーやホステルになるでしょう。これもネットで幾らでも探せますが、現地でも探せます。空港でもアコモデーションパネルがあります。それに、いっくら事前に準備してブッキングしてもいざ行ってみたら、そこはオージー、事務がメタメタで全然話が通ってないなんてのはザラですから、いくら準備してもムダで、結局は現場での対応能力の高さが求めらことになります。
宿についての余談
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どこかいい宿はないか?ということでしたら、ドミトリー(二段ベッドのある6人一部屋スタイル)でもいいなら、ほんとにどこでもあります。個人的には、キングスクロスあたりのバッパー密集地よりも、ニュータウンの
ビラボンが綺麗でいいかなと思います。やっぱり個室がいいんだったら、キリビリあたりの
カーナボンなんかがオススメだと僕は思います。皆がよく利用するセントラルYHAは異様に高いから、YHAならむしろGlebeあたりの方がオススメですね(YHAの隣の隣のGlebe Villageの方がオススメ)。Tokyoビレッジも当ればいいけど、日本人同士が固まってる傾向も若干あるかな。オアシスは激安だけど韓国人比率が異様に高く、なんか秋葉原のカプセルホテルみたいな感じもします。でも、まあ、シドニーにはこの種の安宿が百以上ありますから、宿探しそれ自体は、そんな難しい話ではないです。
ただし、「安かろう悪かろう」というのは、あります。同じ品質で安いということはありえず、安い分だけ何かがあります。例えば、ベッドバグ(ダニのような虫でオーストラリアのバッパーなどでは良く聞く)などはよくある話です。バグに限らず、前述のようにそもそも予約が入ってなかった、間違ってクレジットで二重引き落としされていた、隣がどんちゃん騒ぎをしていて眠れなかった、寝具が薄くて寒くて眠れなかった、ラウンジに置いておいた荷物を盗られた、、、などは、低廉なバッパーやホステルに限らず、結構高級ホテルであっても聞きます。そして、「こういうときはこうする」という、それなりの対処法もあります。海外に来て「英語が出来ません」なんて寝言は通用しません。ある程度のトラブル処理が自分で出来ない、あるいはトラブルを貴重な学びの機会に変えようという意思がないのだったら、そもそも海外に来るなというのが、海外在住現地人の偽らざる本音です。まあ、日本にいたって同じ事ですけど。トラブルというのは背中から襲ってくるといいます。逃げるとダメで、真正面から立ち向かうと襲ってこなかったり、案外簡単に解決したり、それをキッカケにいい友達が出来たりするもんです。
以前、僕がお世話した女性がラウンドの途中でシドニーに立ち寄り、アジア人自分一人であとは全部ヨーロピアンで「すっごい楽しいですよ〜!」というバッパーがBalmainであったそうですが、その宿にオーストラリア来たばかりの日本人の男の子がたまたまいたそうです。もう外人(大男ぞろいのヨーロピアン)が恐くて恐くて、シャワーも深夜に寝静まった頃にこっそり浴び、スーパーに行くのすら恐くて二日間何も食べてないという嘘のような話があったそうです。まあ、シティを一歩出たら日本人なんかまず見かけませんからね。でも、恐がるにもほどがあるというか、それでよく海外に出てきたなと思いますが、「脳内世界のイケてる俺」と「現実」の間には、やはり厳しいギャップがあるということですね。これは本当に人によりけりですね。しかし、バッパーでダメだったら、ホームステイなんかもっと逃げ場がないからキツイと思いますけどね。
一人で歩き回るための公共交通機関の乗り方などですが、これも
生活体験マニュアルの交通機関編に基礎は書きましたので、後は実地で慣れるのみです。学校選びとか見学などですが、これはこのHPの全コンテンツになるからここでは述べられません。学校が決まって、ステイを斡旋してもらったり、シェアを探したりします。これで一応生活が軌道に乗ります。
さて、この時点で日本から準備しておくべきものって何がありますか?
もう少し個別的に見ていきましょう。
食料品と検疫
食料品は検疫があるからそうそう何でも持って来れませんし、これも贅沢を言わなければ現地で大抵のものは揃います。
シドニー食生活向上研究会/日本食材SHOP編のページを参照してください(ピックアップしてない店も沢山あります)。僕が帰国の際に買ってくる食料品といえば、現地調達不可能な「○○は○○に限る」といった趣味嗜好の強い銘柄品です。メチャクチャ高いけど本当に美味しいといった逸品を少々、って感じ。
検疫(quarantine/クアランティーン) について
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検疫(quarantine/クアランティーン) は何のためにやるかといえば、@病原体の持ち込みを封ずる、Aオーストラリアの生態系を守るためです。@に関しては、入国審査カードで過去の病歴や、直近に田舎に行ったかとかアフリカに行ってきたかとか聞かれますよね。食料品に関しては、@の観点から妙な細菌などが付着してないか、Aの観点からこちらで発芽したりして生態系を壊すのではないか、という点が問われます。
具体的に言うと、加工品とか完全殺菌パックした商品(要するにナマモノ以外の食品)は大体OKです。殺菌してるし、発芽する恐れもないですから。お茶、海苔、本だし、パックした漬け物やレトルト系など、要するに多くのものはOKだったりします。ただし!卵製品(マヨネーズを含む)はダメです。インフルエンザ騒動でご存知かもしれませんが、ワクチンは鶏卵で作るように、卵というのは細菌の培養には格好なのですね。だから細菌の巣窟として卵製品はダメとされています。加工しててもダメです。マヨネーズもダメだし、のりタマもダメ。あと、まだ厳戒態勢なのかどうか分かりませんが、日本では狂牛病が出ているので牛骨粉が入ってるものはダメです。洋食系のレトルトなどではダシの部分をこれで取ってるのでダメと言われることもありますし、極端な例ではボンカレーを開けさせられて牛肉部分だけ没収されたということもあります(滅多にこんなことないけど)。
あと、乾燥製品でも、そこに植物のタネが入ってたりすると生態系リスクにひっかかることがあります。
意外に平気なのは明太子。生ものなのにどうして?と思うけど、この種の漬け物系、ピクルス系は要するに保存食材であり、そのもの自体に殺菌作用があるからこそ腐らないで保存できるわけです。だからOKだと。
まあ、実際に空港についてあれこれ調べられる確率は50%以下でしょう。多くの人は「検疫?そんなのありました?」ってな感じだと思います。僕の経験や人の話を総合すると、あれって結構ランダムにやっていて、怪しそうかどうかに関わらず、その日の混み具合とかスタッフの人数とかに合わせて「○人に一人」とか適当に「はい、じゃあ、あなた」ってやってるように思います。だから誰もが検疫をやるわけでもなく、やられた人の方が少ないでしょう。しかし、完全ランダムなので防ぎようがないです。それに本当は持ってるのに、デクレア(declare、申告)しないで「持ってませーん」とノーデクレアで素通りしようとしたけど捕まって、調べてみたら出てきた、となると、「なんだこれは?」と絞られたりします(^_^)。日本人は、海外旅行に行くとなると梅干しやら何やら持ってくるというのがこっちの人にも知れ渡ってますからね〜。どれだけキツくやられるかは、要するにその職員がその日どれだけ勤労意欲に燃えているかってことだから予想不可能。やる気なさそーにやる場合にあるし、無茶苦茶燃えてるときもある。
僕が帰国する場合は、絶対デクレアしますね。帰国したら懐かしい日本食材を買い込んできますし(多くの永住権者はそう)。でも、デクレアした方が列が短く早く出れる場合が多いし。で、行商人が商品説明をするように、「よくぞ聞いてくれました!これはですね」とばかりに積極的に説明します。"This is Japanese traditional confectionary, made from red beans, very yummy. Would you like to try?"(これは日本の伝統的なお菓子で、小豆から作るんですけど、めちゃ美味いですよ、ちょっと食べてみる?)とかいう感じ。あんまりやるとわざとらしいけど、「気になるなら徹底的に調べてちょーだい」という感じでやるといいです。向こうもうんざり気味に、「もうええわ、行ってよし」ってなります。
リスクというのは妙に逃げると追いかけてこられるのだけど、こっちから追いかけるくらいにしておくと向こうから逃げます。皆さん的には、「あれこれ聞かれたらどうしよう?」とビビるのではなく、「無料英会話レッスンを受けられるぞ」くらいにポジティブな気分でいてください。シェア探しのハードさに比べたら、検疫ごときお遊戯みたいなもんです。そう思ったら、「おせんべいって何て英語で言うの?」「梅干しは?」と調べるでしょう?いずれどこかで説明することになるから(ステイ先で日本料理を振る舞ったりするから)、今のウチに調べておけばボキャブラリUPです。ちなみに、煎餅はライスクラッカー、梅干しなど漬け物系はピクルスでいいです。梅は?プラムでしょ?知ってるじゃん。
シャンプー、化粧品、薬剤、コンタクトレンズ
シャンプーとか洗顔用具、化粧品、薬剤などですが、これも全部こちらで手に入ります。「特にこのブランド」という銘柄指定があるなら持ってこられたらいいですが、お化粧も日本にいるときのようにリキ入れる必要も無いでしょう。空気が乾燥してるから乾燥肌用の対策や日焼け止めは必要でしょうが、これもこちらで手に入ります。
ここで気をつけるべき相反する二つのベクトルがあります。@日本人に合わせて開発された日本製の方が良い、A空気や湿度、水の違う外国では体質が自然と変わるからこれまでの製品が身体に合わなくなる、ということです。Aは気づきにくいのですが重要です。特にシャンプーや化粧品はそうです。オーストラリアは乾燥しているので、身体が自然に保水性を高めようと調整します。そういう自分の身体に、これまでの湿度の高い日本で使っていた製品を使うと合わないのですね。僕も日本に帰省した直後の数日間は、どんなシャンプー使っても髪の毛がベターっと寝ちゃって(保水性が高くなってる)、まるで変質者みたいになって(^_^)、往生してます。で、オーストラリアに戻ってくると今度は日本の湿度に慣れた(保水性が下がってる)髪の毛がツンツンに立って往生するという。
オーストラリアにこられた当初、乾燥肌になって大変なことになるでしょうが、そこで頑張って化粧水とか塗りたくらない方がいいです。もう粉を吹いてもほっておく。なぜなら、最初の数日から1週間で身体は必死に現地環境に調整しようとくれています。ここで妙に塗ってしまうと、その自律調整が狂ってしまうからです。まずは、自分の身体のメカニズムを信じて、働かせてあげるといいと思います。
現地環境の差異は、コンタクトレンズにおいても同様のことが言えます。僕自身コンタクトを愛用していますが、日本に帰れば1日中つけていられるコンタクトも、こちらでは半日が限度、体調によってはその日は全然ダメ(頭痛がしてくる)ということがよくあります。ドライアイになるのですね。ですので、コンタクト派だった人が、こちらで眼鏡派に乗り換えるケースは普通によくあります。コンタクトレンズの洗浄・保存液もよほど特殊なものでない限りこちらで普通に売ってますし、日本人がやってるコンタクトレンズ屋さんもあります。重い思いして、飛行機でクソ高い超過料金を払って、保存液1年分持ってくるくらいなら、良い眼鏡やスペア眼鏡を作ってこられた方がよっぽど気が利いていると思います。
いずれにせよ共通するのは、現地に来て身体を慣らしてみないと本当に合うのがどれなのかが分からないということです。したがって、比較対照するために少量の日本製を持って来つつ、現地の製品も試し、それでも日本製が良いとなったら(人にもよるけど、その確率は結構低く、僕は100%現地品でOKです)、あとで送ってもらうといいです。それか、遊びに来る友達や親族に持ってきて貰うとか。
日焼け止め、紫外線対策については、紫外線バリバリ皮膚ガン大国オーストラリアの方が進んでいます。その名も
カンサー・カウンシル(皮膚ガン予防財団とでもいうのか)というガン予防実務に携わってるお医者さんなどが作り上げた組織があり、オーストラリア各地にショップを持ち、紫外線予防の製品を売っています。気合の入れ方が全然違う。WEBの
ショップページの製品紹介を見たらわかると思いますが、単に日焼け止めクリームだけではなく、帽子から、サングラスから、衣料、テントまで紫外線カット製品を売ってます。僕もサングラスはここでいつも買ってます。
薬剤についてですが、普通の市販薬は普通に持ち込めます。こっちにも大体ありますけど。ああ、胃腸薬だけはほとんどない。胃腸薬というのは、ストレス民族日本人のフェバリットアイテムだから、これは日本から買ってきた方がいいかも。でもこっち来たら大体ストレスフリーな日々になるから要らないかも。
持病その他で特にお医者さんから処方して貰っている人は、薬剤とともに処方箋も貰っておくといいです。入国の時に問われても、処方箋があれば説明しやすし、こちらで手に入れる際にも便利だと思います。日本の処方箋でいきなりこちらの薬局で買えるかどうかは不明ですが、一回GP(一般医)にいって「これと同じものを処方してください」と新たに処方箋を切ってもらえばいいでしょう。
あとは、多少の着替えやパジャマ。これも日本にいるときよりも気合いれなくていいです(
服装については別項で述べます)。でも、このあたりは別に国内旅行となんら変わりませんよね。
家電製品と変圧器
家電製品、つまりiPodとか携帯とかPCとかヘアドライヤーとかです。
結論として、簡単なコツを言います。
消費電力が100W(できれば50W) 以上のモノは持ってくるな、ということです。
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ご存知でしょうが、オーストラリアは240Vであり日本の110Vとは電圧が違います。またプラグの形状(ハの字)も違います。ここで誤解する人がいますが、電圧の問題とプラグの形状は全く別次元の話です。相互に全然関係ないです。 プラグは、要するに形が合わないというだけの話で、難しい電気知識なんかいらない。形が合わないなら合わせるまでで、変換プラグ(アダプタ)一個カマせてやれば済みます。日本でも百均とか電器屋さんで100-200円くらいで売ってるのではないかな。なお、オーストラリアのプラグはハの字の下に縦棒がありますが、この縦棒はなくてもいいです。アースですから。消費電力が大きなものはあった方が安心だけど、充電とかそのあたりのささやかなレベルだったら無くてよし。だから片方が日本の‖型で、他方がハの字になってたらいいです。変換プラグはこちらでも買えます。世界どこでも対応できるユニバーサル式が1000円くらいで売ってるけど、中国系韓国系のスーパーなどにいくとレジ付近に2ドルくらいで簡単なのが売ってたりします。
問題は電圧です。詳しい理屈はおいておいて(僕もよう知らん)、日本製のものは基本110V にしか対応できないから、2倍以上の240Vのオーストラリアの電圧につないだら、一瞬にして壊れるということです。過大負荷により内部ヒューズが飛び、回路が黒く焼けこげ、それで終わり。多くの場合は、火花が飛ぶとか煙が出るとかそんな劇的なことは起きず「ウンとスンとも言わない」という感じでしょう。修理しようと思ったら、テスタで各部品が生きてるかどうか確認し、死んでる部品をピックアップして、秋葉原のパーツ屋さんで買い揃え(こちらではDick Smith)、ハンダゴテで修理することになります。でもマイコン部が溶けたり狂ったりしてたら、メーカーから取り寄せないとダメ。いずれにせよコスト的に新品買った方がいいです。こういう悲劇を避けるためには、240Vの電圧を日本並みの110V まで落としてやらねばなりません。これが変圧器。電圧を変えるから変圧器。英語ではトランスフォーマー。この場合は、電圧を下げる方向に変えるから、ステップダウン・トランスフォーマーといいます。
さて、この変圧器がクセモノですので、よく知っておいてください。変圧器には性能があり、「消費電力100Wまで」とか許容限度(定格容量)があります。100W程度のものなら空港でも売ってるし、軽いでしょう。30Wくらいしかない変圧器も売られてます。でも100W上限の変圧器にそれ以上の消費電力の製品をつないだら、性能限界を超えるので変圧出来なくなる→過大電流が通る→オシャカ、という運命をたどります。そこで、自分が持ってくる家電製品の消費電力を調べてください。よーく見ると必ず書いてあるはずです。ヘアドライヤーなんかしょぼいものでも500Wくらいあるし、本格仕様だったら1200Wくらいある筈です。だから100W程度の変圧器では全然ダメです。ヘアドライアーに対応する変圧器は1000とか2000Wクラスのもので、15キロくらいあり途方もなく重いです。現実味ないです。
ところが充電器などではこのW数が書いておらず、よくVAとか表示されています。ボルトアンペア/皮相電力といい、電力(W)=電圧(V)×電流(A)にさらに力率を乗じた数字だと解説されてますが、分かりませんよね(僕も)。大雑把に言えばWと同じようなものだと思っておればいいと思います。ただ、多くの充電器の場合は、最初から100-250V対応となっていたりするので、オーストラリアの240Vでもいけますので、変圧器は要りません。ただし、どの数字を見ればいいのか分からんとか、イマイチ自信が持てないのだったら、メーカーに電話して問い合わせるなり、変圧器を買うときに店員さんによくよく聞いておかれるといいです。充電器がイッちゃったら充電中の本体までイッちゃいますから被害デカいです。
いずれにせよ変圧器の容量と自分が持ってくる電気器具の消費電力に注意して、
消費電力が変圧器の容量を超えないようにするのがコツです。そして、この場合多少余裕を持っておかれた方がいいです。100Wの変圧器に100Wの器具ならOKかというと、ヤバイです。電気というのは一種の波のようなものらしく何かの拍子に高波のような電圧が来て処理しきれなくなったり、長時間使ってて変圧器そのものの処理能力がヘタることがあるからです。僕もそれでワープロとFAXをロストしましたから。せいぜい8掛け程度、余裕をみるなら半分(100Wの変圧器に50Wの製品)がいいと思います。なお、変圧器については、さらにアナログ式と電子式があり、このあたりの詳しい説明は
ココをどうぞ。意外と難しいんですよ。
だから本当のこといったら変圧器を使わなければならないようなモノは持ってこない方がいいです。最近の多くの充電器は240V対応になってますしね。どうしてもヘアドライアーを持ってきたかったら、海外仕様のもの、つまり電圧の切り替えスィッチのあるものにすべきです。しかし、ヘアドライヤーって、こっちでも安いものなら2000円程度からありますし、こちらの方が1800Wとか消費電力が大きいです。日本だったら美容院などプロクラスの製品が買えちゃうのでお得ですよ。また、シェアとかステイ先でもドライヤーくらいあるだろうし、使っちゃダメってケースはマレなのでは。だから必要になったら買うくらいでも良いのではなかろうか。現地の売ります/買いますでも安く買えるし、帰国の際にはまた売ればいいんだし。
本当に必要なもの 〜 恋人の写真
、、、と、ここまで一つ一つ見ていった場合、本当に何が要るの?って感じなんです。
思うのですが、持ってくるもので本当に必要なのは、
現地調達不可能なものであり、それは何か?といえば、非常に
パーソナルなアイテムになるのではないかと。つまり、「恋人の写真」とかそういうモノですね。ペンダントとかに写真を入れておくと、戦場の兵士みたいでカッコいいですよね(滅多に現物を見たことないけど)。あと友達に手紙やメールを出すアドレス簿。多くの場合は日本の携帯を持ってくるだろうけど、これは充電や変圧器に注意(既出)。あとは、安らかな気分になるためのアイテム、つまりお気に入りの音楽とか本とかそういうものだと思います。つまりは、@パーソナルアイテム、A癒しアイテムくらいじゃないでしょうか。これは結構大事ですが、もう趣味の世界ですので、ご随意に。
しかし、だからといってアレもコレも持ってきたら動きが取れなくなりますし、飛行機に乗るとき目の玉が飛び出るような超過料金を取られるでしょう(8万円取られた人もいます)。シドニーには、日本の本の古本屋もありますし、紀伊国屋もあります(高いけど)。帰国セールで日本の書籍も出回りますし、友達間で貸し借りするのもアリでしょう(日本人の友達なんかすぐ出来ます)。
※そうそう、携帯に入ってるメアドや電話番号などDATAが大事だったら、PCにデーターをコピーしてメモリースティックに入れておくとか、ツボの部分を書き出して、Gmailなど一般メールに添付し自己宛メールにして送っておく(or ネットのフリースペースに保管しておく)方が気が利いてます。こちらにきたら使いもしない日本携帯(使わなくなる理由は
ココ参照)を持ち歩くだけでも邪魔くさいし、充電が面倒臭いし、その上変圧器まで必要だなんて最悪でしょ。それになくすかもしれないし、壊すかもしれない。バリバリ、リスキーですよ。フリーメールに保管しておいたら、世界どこに行っても自分のメールボックスから取り出せるから便利でしょ。でも、思いっきり究極的なことを言っちゃうと、暗記出来ないような人の番号などどうでもいいです。本当に大切な人の番号だったら暗記してるでしょ?
→次に続く