2002年1月24日
SCE vs ACE 体験的比較論(市川さんの場合)
市川さんは、2001年4月、大学を休学してオーストラリアに来られました。最初観光ビザでSCEに3ヶ月(12週)、そのあと学生ビザをとってACEのボンダイ校に16週(ゼネラル8週、ビジネス8週)行っておられました。
2つの学校にほぼ同じような期間通われたということから、より実践的な比較論が展開できるのではないかということで、体験談を依頼したところ快くご承諾いただきました。
内容は、お読みいただければお分かりのように、切れば血が出る実戦的なものでありつつも、実に分析的です。役に立ちます。メールでいろいろやりとりしておりましたので、できるだけいじくらず、メール原文のままお届けします。
なお、市川さんは帰国後受験されたTOEICで875点だったそうです。
つまりそのくらいの実力層の人から見た学校の感想です。学校というのは、自分がどのレベルにいるかによって見え方もまた違ってくるものですので、その点ご注意ください。
いよいよ学生生活も佳境に入ってきましたので
SCEとACEを比較して感想でも。チョット長くなりました、ごめんなさい。
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・雰囲気
これは田村さんのおっしゃるとおりだと思います。SCEは公立校みたい、ってことです。
質素ですが居心地の言い、そんな感じ。
ACEはもっと企業的な、言いかえると、よく練られたシステムを元にして運営されている気がします。
・設備
圧倒的にACEに軍配が上がります。パソコンの使用環境などはSCEの比較にはならないでしょう。建物も新しいし明るいです。ただ二棟にわかれているため、他のクラスとの行き来や交流という面に関して言えば一棟3フロアーのSCEに軍配が上がります。
・環境
SCEのCityという立地はかなりいいのですが、Centralからチョット歩かなければ行けないところがマイナスポイント。ただ、近くにUTSの図書館があってみんなで集まって勉強とかができるのは便利。
ACEは両校舎ともにビーチの近くでチョット遊びに行くには便利。ただBondiはLunchの物価が高いのが難点。
・生徒
SCE、ACEともに比較的日本人が少ないことで知られていますが、時期によってはすごく多いです。ACEだとそれもIntermediate辺りの話しでそこより上に行ってしまえば許容範囲内の人数だと思います。韓国人はどこの学校でも多いので諦めましょう。
ちなみに今のクラスには日本人一人(僕のこと)と韓国人一人、他はヨーロピアンという信じられない編成です。ただ、結構ヨーロピアンの英語もひどい人はひどいので、国籍どうこうじゃないな、というのが今の感想です。結局自分のクラスが上がればそれだけ自分にとっていい環境が自ずと開けてくるのではないでしょうか。
あと1点付け加えておきたいのは、授業料の差による生徒層の違いです。
ACEは授業料が高いので比較的裕福な家庭の子弟や、一流企業を辞めて、または休んできている人などが目立ちます。
一方でSCEは比較的リーズナブルな価格設定のせいか、働きながら学校に通っている人、苦労してる人が多い気がしました。
特にこの傾向は非アジア圏の生徒に顕著な気がします。
どちらかというとACEの方が遊びほうけているヨーロピアンは多い気がします。
これも統計を取ったわけではないので絶対こうだとはいえませんが、あくまで主観的な感想です。
・教師
SCE:何人かの優れた教師と、お世辞にもよいとはいえない教師。
ACE:平均して優れてはいるが、やはり退屈な授業をする教師も。
SCEには個性的な教師や名物教師などかなりいい先生もいる一方で、文法事項についてろくに説明できない教師もいるなど、悪い意味でバラエティが豊富です。つまり運が悪いとチョット・・・という事です。ただ、いい先生はダントツです。
ACEは自前で教師を育成しているし、校舎もマンリーとボンダイ二つありますから、結構教師の弾数はもっています。ケンブリッジやビジネス英語検定の準備コースなどには必ずデキル教師を当ててきます。やはり試験の結果は学校経営に大きく関わりますから。ただ、ケンブリッジとかと重なる時期にGeneralを受講すると、いい先生に当る確率は若干減る気がします。
この教師の問題は大規模校からは拭い去れない問題ですので、もし先生が駄目だと思ったら上の人に文句を言いに行くぐらいの気概があってもいのかもしれないです。
・クラス
ACEは他の学校と違いUpper-IntemediateとAdvancedの間にPre-Advancedがありますが、別にだからどうだって感じでもないです。ただACEは長くいれば下のクラスから始まってもいずれは上に行けるシステムなので、一つレベル数を増やすことでAdvancedのレベルの維持に一役買っているのかもしれません。
テストも生徒のレベルをチェックする、というより生徒自身に実力を実感させる、という意味合いが強いのではないかと思います。午後の選択クラスは一時間だけなのでなんだかなぁ、という感じです。
一方SCEのAdvancedは入ることさえ難関です。SCEのAdvancedのレベルは相当なもので、何人か一度入ったはいいものの下のクラスに落ちてくる、という人も見かけました。
SCEのテストは結構厳しくていいのですが、Advancedの前などでダブってしまうと、同じテストが出てくるという欠点があります。
あと午後の選択にCreativeExpressionというのがあるのですが、これは結構人気がありますし、『英語を話す、表現する』という意味ではすごくいい形態の授業だと思います。ただ若干レベルは高めです。
・特別コース
ケンブリッジコースは良好とも定評は高いのですが、僕は受講していないのでなんともいえません。
ただACEにはビジネスコースというのがあって、それはすごくよかったです。ビジネスコースは、一応LCCIという検定試験の準備コースになっているのですが、その対策もきちんとやってくれますし、プレゼンや議論などで英語を使うのに慣れることが出来ます。
・総括
僕の印象で二つの学校を表現すると
SCE:お買い得。ただ運が悪いと先生が悪い。
ACE:高いだけのことはある。General以外も考えているなら。
ただ、高い!
・付録
SCE:Cityに近く、金曜は半日なのでChinaTownに繰り出すのが楽しい。
ACE:学校でPubの学割が貰えるので、金曜日の夜は・・・。
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ありがとうございました!
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